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税務経営情報 vol.346

コロナ禍の5月のさなかに

 5月末になり漸く非常事態宣言の解除が行われました。都市部等においてはまだの所がありますが、とりあえず日常に戻りつつあります。目に見えないウイルスにどう対応していいのかわからない状態が続き、不要不急の外出は自粛、三つの密を避けろと言われ続けた5月でした。みなさんはどのように過ごされたのでしょうか。

 当事務所では、初めての取り組みとして、事務所にいる人数を半分にし、一日を午前と午後に分けて交代で出勤し、半日は所謂テレワークを試んでみました。5月というのは一年で確定申告の3月、年末調整の12月に続き忙しい月となるので、当初はどうなるかと思っていましたが、文明の利器のパソコンやスマートフォンなどのおかげで何とか乗り切れました。コロナの影響がなければこういった取り組みもできなかったかもしれません。


 自宅においては不要不急の外出自粛のためどこにも行けず、とりあえず家にいました。息子は4月から始まった下宿先で学校にも行けず、友達も作れず家で悶々としているようでした。しかし彼なりにたっぷりある時間で、ご飯を自分で作るようになったそうです。それも簡単な炒め物とかではなく、ハンバーグやローストビーフ、煮物などの時間のかかる、意外と手の込んだ料理を作っていたそうです。本人曰くそうでもしないと時間が潰せないからだと言っていますが、新しい才能が開花したのかもしれません。

 私といえば、当初はだらだらしていましたが、あまりの暇さに掃除を始めました(こんなこと言ったら嫁に怒られますが)。いつもは庭に生えた雑草を今日はこのスペース、来週はこっちのスペースとちょっとずつ抜いていたのですが、そんなことをしても余りある時間があります。そして思い切って、自宅の風呂場の掃除をしてみました。普段風呂桶をサラッと洗うことはありますが、本格的に壁から排水溝までごしごしするのは初めてで、その後物凄く腕が疲れました。主婦はすごい!

 それでも時間があまりあるので、もう今しかするときはないだろうということをしました。それは家の前に生えているどんぐりの木の伐採です。その木は私の子供達が幼稚園の時に、となりのトトロを真似て、幼稚園で拾ってきたどんぐりの実を植えたものが、いつの間にか大きくなり、電線を脅かすようになっていたのです。当初は小さい芽が出て、必死で伸びていく様を子どもと見ていてなんとなく愛着が生まれていました。ただ、頭の片隅に大きく成長するとまずいなぁとは思っていましたが、子どもが植えたものだし「桃栗三年柿八年」のように何年も先の話と思っているうちに、そういう時はあっという間に過ぎ去り、ついには高い電線と肩を並べるようになっていました。それも二本も!それこそ台風などで倒れ、電線に引っかかってあたり一帯停電みたいになるのも怖かったので、思い切ってのこぎりで切り始めました。さすがに根元から切るのは忍びなかったので、地面から2メートルぐらい残して切り始めました。脚立に乗り手を伸ばして切るのは、風呂場の壁を掃除するよりもしんどかったです。切り始めると、切り口から上は必然的に倒れます。倒れるのはいいですが、その倒れる向きが大事だと途中で気づきました。どんぐりの木と電線が仲良かったのか、電線にもたれるように倒れようとするのです。危険だから切ろうとしたのに、そのおかげで電線を傷つけたらシャレにならないと必死で木の倒れる向きを変えました。おかげで私の腕が傷だらけになりましたが、最悪の事態は回避できました。そしてその木をゴミに出すには、切り刻まないといけないので幹と枝に切り分けました。さすがに一本切るのにだいぶ時間を費やしたので、やりきった感満載でした。仕事の後のビールが美味しかったです。でももう一本のどんぐりが・・・。

今後コロナの影響で今までの生活と同じような生活はできないといわれています。ワクチンができないと完全に収束しないと思うので、以前のやり方を取り戻すのではなく、新しい生活を模索していかないといけないかと思います。仕事のやり方も含めて、コロナのピンチをチャンスに変えれる様にしないといけないと、コロナ禍の5月の自粛期間のさなかに思いました。

( 岡 本 清 臣 )

マイナポイント事業

キャッシュレスポイント還元事業が令和元年10月より6月末までの9か月間でしたので終了します。
 今後キャッシュレス決済によるポイント還元はなくなりますが令和2年7月以降に開始される予定のマイナポイント事業についてご紹介したいと思います。

マイナポイント事業概要
マイナポイント事業は、マイナポイントの活用により、消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とする事業です。なお、制度の詳細については、今後変更になる可能性があります。適宜本ホームページで公表します。

キャッシュレス消費者還元事業におけるキャッシュレス決済サービスとは異なります。
キャッシュレス決済事業者は現在登録中です。
(加盟店は登録の対象となりません。詳しくはキャッシュレス決済事業者 登録要領をご確認ください。)
予算案が今後の国会で成立することが前提となります

マイナポイントとは?
マイナポイントは、キャッシュレス決済サービス(決済サービス)を提供するキャッシュレス決済事業者(決済事業者)を通じて付与します。付与を受けるにあたっては、マイキープラットフォーム上で普段利用している決済サービス(1つ)を選択(マイナポイントの申込)すると、当該決済サービスの利用(チャージまたは購入)時に買い物等に利用できるポイント等が付与されます。
マイナポイントは、これら決済事業者が付与するポイント等の総称です。

マイナポイントの付与の対象となる利用方法(いずれか)

チャージor
購入

マイナポイント付与方法(付与するポイント、対象とする利用方法、対象とする最低利用額、付与されるタイミング等)は決済事業者が決済サービスごとに決定する予定です。キャッシュレス決済事業者は現在募集中です。

マイナポイントはどのように付与される?

マイナポイントの申込を行った決済サービスの利用(チャージまたは購入)額に応じて付与されます。プレミアム率はチャージ額または購入額の25%で、上限5,000円分となります。

総務省HP「マイナポイント事業」より