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税務経営情報 vol.293

なぜ鳥取県!?

私が高校生の頃、運動系のクラブの大会といえば、最高峰はインターハイか国体というのがありました。そこに行くにはまず市の大会を勝ち上がり、府の大会、そして近畿大会というのを勝ち上がって、晴れてその大舞台に立つことが出来るものでした。スポーツの種目によって競技人数が違うので、市の大会がなくいきなり府の大会というのもあります。私は高校生の頃マイナーなスポーツ、ウエイトリフティングをしていたので、競技人数が少ない上、体重別に分かれているので、競技に成功すれば最高峰のインターハイに出場することが出来ました。特にこの時は、団体戦は4人で戦うのですが、先輩1人と後輩1人が強烈に強い人たちで、この二人だけのポイントだけで出場が決まるぐらいでした。しかし団体戦なので、ちゃんと4人揃わないと出場できないので、そういう意味で私も少しは貢献しました(笑)

11月のある連休に、娘の所属する和太鼓クラブが近畿大会に出場するという発表がありました。私の学生の頃の感覚では、近畿大会に出場というのはなかなかすごいことだと思う反面、いつ「京都府」の大会があって優勝したのか知りませんでした。そういう話は、娘からも妻からも聞いていなかったもので、また飲みに行っていて聞いていなかったのかと思いきやそうでもありませんでした。特に京都府予選というものがあったこと事はなかったみたいです。

まぁよく分かりませんが、近畿大会に出場ということはいいことだし、今度は(?)ちゃんと見に行こうと、場所を確認したらなんと「鳥取県」でした。ん?

image293-01思わず大会の冠を見直しました。見ると確かに、近畿大会と書いてあるのになぜ鳥取・・・。

もやもやしたものを抱えて、近畿大会の会場がある鳥取県倉吉市へ向かいました。紅葉の季節なので、妻と娘の友達のお母さんとその子どもと4人で、車で行きました。途中、中国自動車道の渋滞の名物場所、宝塚西トンネル付近はそれほど影響がなく、スムーズに進んでいると、娘の太鼓仲間の親の車を偶然見つけて、そこでテンションが上がり一緒に走行して目的地まで進みました。倉吉市というのは、鳥取自動車道と米子自動車道に挟まれたところにあり、高速道路を下りたあと一般道が結構長いところでした。しかし、小旅行気分で楽しい気分になっているし、道の駅で地元の野菜や果物を買いながらのんびりと進みながら目的に到着しました。

開会式の後は鳥取県の高校が、荒神神楽の伝統芸能の踊り。
8匹のヤマタノオロチに扮した大蛇の重い衣装を高校生が装着して舞うのを見て、感激しました。いやいやちょっと待てよ、感激するのはいいけど私は和太鼓を見来たはずなのに、なぜ踊りが・・・。

当日の参加チーム名を見てみると、郷土芸能部門と吟詠剣詩舞部門とがあり、和太鼓は郷土芸能部門に属しており、和太鼓のトップバッターは福井県。ん?次は京都府、これは娘の高校だしいい、次は奈良県これも近畿だしいい。最後は大阪府の有名和太鼓高校、ここも近畿だしいい。結局参加校はこれだけ。確か他にも和太鼓をしている高校があるような気がするのですが、今回はこれだけ。
image293-02そしてこの近畿大会を優秀な成績を収めた高校が全国大会に行くのかと思ったら、参加チームで順位を決めている様子もなく、そもそも全国大会ってどこなのかもわからないままでした。来年の総合文化祭に出場するための大会かと思っていましたが、それにしても参加チームが少なすぎる感じもします。近畿大会と言いながら、北陸地方・中国地方が出ているのも結局わかりません。おそらく競技人口が少ないのでまとめているような気がしますが、それだったら近畿という言葉を使わないで、もう少し広い地域の言葉ですればいいのになぁと思いました。

最終的に娘の高校の演奏を10分だけみて、往復8時間ほどかけて鳥取県まで行き、なんかよく分からないまま一日が終わりました。
演奏は良かったですが、この疑問がいつか分かる時がくるのでしょうか?

( 岡 本 清 臣 )

~マイナンバー利用スケジュール~

11月に入り、京都府下でも各家庭にマイナンバー通知カードが配達されているようです。
 皆様の所にも、届けられましたでしょうか? 今月は、今後のマイナンバーのスケジュール等を掲載いたします。最終確認をしてみてください。