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税務経営情報 vol.301

急がば回れ!

7月のある平日の午前中、事務所から最寄りの高速に乗ろうとしていたその時、ルームミラーを見ると白バイが映っていました。平日の国道を走っており、車も沢山走っていたので、あまりじゃなく、全然気にしていませんでした。しかしよく見ると赤いサイレンが回っているように見えます。赤いサイレンが回っているだけなら勤務中(というのか分かりませんが)のサインですが、かすかに音が聞こえます。車に乗ってすぐで車内の温度が高かったのでエアコンの吹き出しが最高になっており、周りの音はもちろんラジオもよく聞こえない状態でした。エアコンを調整して音を聞こえるようにすると、やはり何か聞こえます。まさか・・・。そうしているうちに、高速の入り口に差し掛かり右指示器をつけて入ろうとすると、後ろの白バイも右指示器をつけていました。

高速の入り口の手前で一応止まり、窓を開けて「俺ですか?」と尋ねてしまいました。すると白バイの隊員さんは、「そうですね」と言われました。この白バイの隊員さんは、若くて爽やかさ全開のイケメンでした。そんな方に言われると意味もなく余計に悔しくなりました。「そんなに出てましたか?」と聞くと「前の車にすごい勢いで追いついてましたよ」と。信号の交差点を左折してわずかな直線しかないのにところなのに・・・。どんな言い訳をしてもそのイケメンには通用せず、白バイの測定器の確認をさせられると、「21キロオーバー」となっていました。確かに次の予定が押していたので、急いでいたけどまさかこんなところで。そして高速に入り口で切符を切られながら、急いでいると言いながら早くしてと怒った風でしたが、テンションが上がっていたので白バイの隊員さんに色々話しかけました。(こういう時ってみんなどんな態度をとるのかなぁ、怒る方・黙っている方・泣き出す方・しゃべりだす方と千差万別でしょね。機会があったら一度捕まえる側の方に聞いてみたいですね。)すると結構前からサイレンを鳴らして、マイクで叫んでいたそうです。

次に事務的に「以前違反されてどれくらいですか?」と聞かれ、「1年前です」と。では「以前の違反分は消えていますが、これから1年間は今回の違反分は消えないので、次からは加算されていきますから気を付けてください。」と言われながら、切符と納付書を渡されました。

すると嫌なことを思い出しました。それ以前の免許の更新の時、今回は待ちに待った免許証がゴールドカードになると思っていたところ、5年の青色でした。思わず運転免許試験場に連絡をして確認したところ、4年と10か月だったのであと少し足りませんでしたと。5年以上何も違反をしていないとゴールドカードになるところでしたが、期間の計算の仕方があるので、次回に持ち越しとあきらめていました。そんな中1年前の出来事がありました。

前回違反をしてからすでに7年以上経っているので、次回の更新には必ずゴールドカードになり自動車保険料も下がる予定でした。普段から車は駐車場に置くようにしたり、信号無視はもちろん一方通行はないように標識を確認して安全(たぶん)を心掛けている方でした。仕方なくスピードを出さなければいけない場合があった時でも、周りの車の状態をしっかり確認をしていました。しかし1年前の事件は、この時も次の約束の時間が押しているときで、高速道路を走っている最中の出来事でした。走っていると高速道路の端に発煙筒を焚いた跡があり、事故があったわけではなかったので近くにパトカーがいる可能性があるなぁと思って走っていました。そしてそれらしい車両を三車線の一番左側に見つけたので、三車線の一番右側を走っていた私は、車を確認するつもりで少し前まで行きました。ちらっと運転手を見たらこちらを見たので、これはいよいよ覆面パトカーだなと思いました。少し前にでていたので、相手はすぐに車線変更をして私の後ろにスピードを測るために付くものと思っていましたが、三車線の真ん中に来ただけでした。少し並走して走っていても何の変化もなかったので、違うのかなぁと思っていた矢先トンネルに入ったのでトンネルならスピード測定器は正確に測れないと思っていたので、ここで最終確認をしようと思ってスピードを上げた途端横の車両からサイレンが鳴りアウトでした。

そもそも確認の仕方がおかしいのと、最近の測定器は真後ろにつかないと測れないタイプではなく横にいても測れるそうで、トンネルに入っていても測れますと言われました。結局急いでいるつもりが、大幅に遅れることとなりました。急がば回れですね!皆さんも車を乗るときは安全運転を心がけましょう。

( 岡 本 清 臣 )

<平成28年度 税制改正のあらまし>

土地・建物等を譲渡した場合の特例等についての改正(主なもの)
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(国税庁のホームページより)