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税務経営情報 vol.366

課題

2022年は1月10日成人式が行われました。ここ2年ほどは、コロナ禍の影響で成人式が行われなかった地域もありましたが、今年は感染予防をしながら行われたようです。そもそも成人式とは、二十歳を迎える年に、大人の仲間入りを果たしたことを、祝福・激励するために行うものです。ただし来年2022年4月以降は、民法の改正で成人年齢が20歳から18歳へと引き下げられます。世界の成人年齢に合わせる目的があるようで、アメリカやドイツ、スイス、中華人民共和国その他多数は、18歳が成人年齢であるようです。では「成人」とは何ぞやということですが、例えば狩猟民族の成人と言えば、「狩りが一人でできて一人前」など、課題を与えられて、その課題をクリアしなければ「成人」とみなされないそうです。日本では、どんな課題があるのでしょうか?お酒が飲めるであるとか、たばこが吸える、選挙権が与えられるというものですかね。平成の時代に成人式を迎えた私は、20歳よりも前にそれらの課題をクリアしていたのかもしれませんが(笑)そんな中私の息子が、今年成人式を迎えました。

おめでたい事なので、妻が赤飯を焚いてお祝いをしました。娘の時は、朝から着付けと髪の毛のセットで美容室に行き、時間がないのですぐに両親に挨拶に行って、一緒に写真を撮ってすぐに式に送っていった記憶があります。とりあえずバタバタしていたような気がします。男は、着物ではなくスーツなので特に準備するでもなくゆっくりとしていました。ただ息子の髪の毛をかっこよくセットしてやろうとすると、私がすると「昭和のサラリーマンの髪型」になるといって、結局美容室に行って今どきの髪の毛のセットをしてもらってきましたが、確かに今どきのふわっとした感じになっていました。昔はカチッとした髪型がよかったのに時代の移り変わりですね。

今年の成人式は、天気が良く普段より暖かい日でした。自分の時を振り返ると、寒い日でおまけに雪が降っていました。当時はコートをもっていなかったので、カッターシャツにスーツだけを着て式に出ていたので、とても寒くて途中で式を抜け出して友達と近所の喫茶店に行った記憶があります。そのあと飲みに行ったかその辺の記憶はありません。何にしても成人式を迎えただけで何か課題をクリアしたということはありませんでした。結局そのまま成人になれずにずるずると過ごしていました。そのあと税理士試験にチャレンジをしても、中途半端な気持ちだったので受かるはずもなく時間だけが過ぎていきました。しかしあるきっかけがあり、自分の中に人生初のやる気のスイッチが入り、そこからは課題をクリアできたのでしょうか、やっと「成人」としてスタートラインに立つ事が出来ました。それは20歳の成人式から大分経っての成人式でした。人はクリアをしなければいけない課題がないと成長しないのでしょうね。私の息子は、いつ本当の意味での成人を迎えられるのでしょうか?

事業復活支援金

新型コロナウイルス感染症により、大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主に対して、事業規模に応じた給付金を支給します。

なお、給付要件等は、引き続き検討・具体化をしており、変更になる可能性がございます。

コロナ禍で大きな影響を受ける事業者に、地域・業種問わず、固定費負担の支援として5月分の売上高減少額を基準に算定した額を一括給付します。

給付対象者について

①新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者

②2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上高が、2018年11月~2021年までの間の任意の同じ月の売上高と比較して50%以上又は30%以上50%未満減少した事業者

なお、年間売上高に関しては2018年11月〜2022年3月の間で売上高の比較に用いた月を含む事業年度の年間売上高。

給付上限額

売上減少率 個人事業者 法人
年間売上高
1億円以下
年間売上高
1億円〜5億円
年間売上高
5億円超
△50%以上 50万円 100万円 150万円 250万円
△30%以上
△50%未満
30万円 60万円 90万円 150万円

給付額算式

(2018年11月~2019年3月・2019年11月~2020年3月・2020年11月~2021年3月)のいずれかのうち売上高の比較に用いた月を含む期間の合計額(基準期間)から売上が下がった月(対象月)×5を引いた額が給付額になります。 

基準期間-対象月×5=給付額 

なお、給付額は給付上限額を超えない範囲においての額になります。

申請から給付までの流れ(①~⑤の流れになります。)

①事業復活支援金事務局にアカウントの申請と登録(1/27~)

②書類準備・登録確認機関に予約

③登録確認機関からの事前確認を受ける

④事業復活支援金事務局に申請(1/31 15時~ 予定)

⑤事業復活支援金事務局からの審査の後、振込

主な必要書類

確定申告書・売上が下がっている月の売上台帳等・本人確認書類(個人履歴事項全部証明書(法人)・通帳(振込先が確認できるページ)・宣誓 同意書・比較対象の月の売上台帳等・比較対象の月の1取引分の請求書 領収書・比較対象の月の売上に係る通帳等(取引が確認できるページ)

事業復活支援金事務局 ホームページ

お問い合わせ先 URL:https://jigyou-fukkatsu.go.jp/
TEL:0120-789-140
令和4年1月18日 経済産業省HP 掲載