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税務経営情報 Vol.229

~!!節 目!!~

 節目という言葉を辞書で調べてみると、「木材・竹などの節のあるところ」や「物事の区切り目」という意味があります。竹で考えてみると、筍の時に縦割りをすると、節がたくさんあります。そして竹には筍の時に節の数が決まっていて、筍が成長するにつれてその節と節の間が広がり立派な竹になるのだそうです。
人生において節目というものを考えみると、いままで独身生活でいた人が結婚を機に夫婦となり、家族となっていくという過程においてみると、結婚というものが節目となります。また学生生活をしていた人が就職を機に社会人になり、自分で稼ぎ生活をしていることからみると就職というものが節目にあたるのでしょう。
そのように考えると、人それぞれいろいろな節目がある様に思います。節目をきっかけに次のステップに進むという大事なもののように思えます。ある意味節目は必ず必要なもので、それがないと切替ができないのかもしれませんし、また節目は通過点であると言えるのでしょう。そして節目というのは、後で振り返ってみてあそこが節目だったのだと実感するものなのかもしれません。節目に向かって進みましょうというのはあまり言いません。節目という時点からみて時間的に前にいるときは、節目といわずに「目標」に向かうということになるのでしょう。そして節目という時点を超えるということは、目標を達成していているということになります。
そこで節目というのは、大きく二つに分類できると思います。ひとつは、誕生日や成人式などの時間の経過とともに必ず通過する時間的な区切りがあります。もうひとつは、入学式や就職、結婚など人生の目標があって、それに向かうための人生の区切りがあります。
そこで私にとって大きな人生の節目というのは、やはり節と節の間が長かった学生生活なのかもしれません。学生といっても大学生という意味だけではなく、税理士の資格をとるための期間も含みます。ホント長かったなぁ~(笑)。その間に結婚、子供ができ、そして最終的にその時の目標である合格という節目があり、社会という次のステージに進むことができました。その目標を超えるまでは、迷い不安が付きまとっていたのですが結果的に超えることができてよかったです。
なぜ今回は「節目」というテーマなのかというと、今日という日は30代に終わりを告げ、40歳代に突入した日だからです。年齢という節目は、時間がたてば必ず通過するものでおそらく数が決まっているのでしょう。人生80歳と考えるとまだ半分、いやもう半分か。時間の節目で考えると、体力的にも落ちてくる年齢だそうです。
私は今は運動をしているので、30歳の節目の時よりは、体力はあると思いますが、以前のように遅くまで起きていたり、お酒をたくさん飲んだりすることができなくなりました(気のせいかもしれませんが)。変な病気(便秘とか)にかかったりとか、今までに経験したことがないような体の変化が起き始めています。以前はあまり気にならなかった時間の節目が、強制的に時間の節目を迎えることによってだんだん実感してくるようになりました。そうすると、次の人生の節目はどうなのかと考えてしまいます。次のステージに向かっているのか?どんなステージがあるのか?と今考えています。次の人生の節目に向かってどんな目標を持っているのかもう一度見直す時期なのかもしれませんね。

(岡 本 清 臣)

~裁判員制度~

Ⅲ 裁判員が参加する裁判・評議の具体的イメージ編
◆証拠調べ手続き(証書の取調べ等)

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