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税務経営情報 Vol.238

今できること2!

 東北関東大震災から1カ月以上が経ちました。今だに余震がたくさんあり、予断を許さない中、やはり復興が遅れているのは原発の影響が大きいのでしょう。
そして避難生活を強いられている方々も、まだまだたくさんいらっしゃいます。しかし皆さんのおかげで、ライフラインが少しずつではありますが復興しつつあるのを見るともっともっと早くと思ってしまいます。
 皆さんも色々なところで、色々な形で義援金や救援物資、ボランティア等をされていることと思います。何かしたいという社会的貢献の気持ちは、多くの人に芽生えています。なぜなら今年の初めには子供達にランドセルを贈る「タイガーマスク運動」が起こり、それが連鎖的に全国に広がりました。
そして今回の大震災においても、全世界の人々に広がりました。こういう社会的貢献の気持ちは、「人との繋がり 」や「絆」が今求められている表れなのかもしれません。後はそれをひっぱって行く強烈な指導者がいれば復興も早くなるのかもしれませんね。
ただ、社会貢献の気持ちがあっても、実際には義援金を毎日続けることもできません。またボランティアにずっと参加し続けることも、仕事や生活のことを思うと難しくなります。せっかく芽生えた社会的貢献の気持ちを、これからどうしていったら良いのでしょうか?
 そこで参考になると思われるのが、生物界では生物群集内での生物の捕食(食べる)・被食(食べられる)という点に着目して、それぞれの生物群集における生物種間の関係を表す概念を食物連鎖といいます。この食物連鎖は学校の生物の授業で習ったかと思いますが、草の葉をバッタが食べる→バッタをカマキリが食べる→カマキリを小鳥が食べる→小鳥をタカが食べる・・といった生物間の繋がりです。生物は同種、他種を問わず、様々な形で自分以外の生物個体を利用して生きているものなのです(参照ウィキペディアより)。
 これから考えられるのは、東北地方はおそらく日本の経済を引っ張っていくということよりも今は救済・復興に力が注がれている時です。がれきを処理する人、仮設住宅を建てる人、原発を安全にする人・・・、と直接に関係する人達、それぞれに携わる人はそれぞれに一生懸命に従事して欲しい。するとそれ以外の群衆にいる、例えば関西に住んでいる我々は、直接的に救済・復興は単発的な義援金とかでは関わることができるが、本来の目的である人間の幸せ、日本だけでなく全世界の人々の幸せをも考えると、やはりここで足踏みをしている場合ではないのではないでしょうか。
例えば、モノを作るのに10人そろって1年かかることが、今は怪我で7人になっているかもしれませんが、その7人で1年半かかるところを1年で仕上げる工夫をしていくことが大事なのではないでしょうか。それが結局は、循環によってみんなが幸せになる一番の方法なのかもしれません。
 「喪に服する」とは、死の穢れのある間は派手なことを控えて身を慎み、死を悼み、御霊を和めるために避けられない期間のことで、最長50日です。4月末で50日経ちました。
できる地域から、またできる人から、動き始めましょう。頭を使い、色々な工夫をすることによって、本当の意味の復興を皆の手で作りあげましょう。未来の子供のために。  

(岡 本 清 臣)

~裁判員制度~

Ⅳ 裁判員の選任手続の具体的イメージ編
17.質問票~質問票を返送する
図1
図2