税務経営情報 Vol.267
~小学校最後の運動会~
下の息子の小学校最後の運動会が先日行われました。珍しく予定していた日が、快晴でした。息子の学年は、イベントがある日、例えば入学式、遠足、修学旅行などは大体が雨だったので、運動会がすんなり行われたので、予備日が暇になってしまいました(笑)
運動会に向けて、クラスでの親の役割がありました。私の役割は、当日の写真係でした。子ども達が、順番待ちしている緊張の顔、自分たちの色を一生懸命応援している顔、上級生が下級生に注意している顔など、子ども達の自然な表情を撮るのが目的でした。なかなか大事な役割です。もちろんプロのカメラマンがいて、競技中など一番いいポジションから最大限の権限を持って撮っているのでそちらの写真がメインなので、それに対して私たちの写真係は、トラックの中には入れず観覧席のちょっと前からしか撮れない限定的な権限しか与えてもらえず、プロのカメラマンの補足みたいなものですが、やはり最後の運動会ということで一日中写真を撮りながら動き回っていました。
写真係になったからには、必ず必要なのがカメラです。もちろん自前のカメラを用意しないといけません。普通のスナップ用のカメラでは、限定的な遠い場所からしか撮れないので、望遠レンズつきのちゃんとしたカメラでないと小さく写ってしまします。これでは、撮るだけに終わってしまいそうです。他の父兄は、写真係に関係なく応援席から写真を撮るので本物の一眼レフで、大きいレンズが付いたものを普通に持っています。写真係があまり小さいカメラではちょっと恥ずかしいと思っていました。かといって今からそんな大きい一眼レフを買うのもどうかなぁと思っていたら(相当高いので・・・)、一眼レフより性能は劣りますが、コンパクトな大きさでレンズが交換できて、値段も手ごろな(これが決め手!)ちゃんと写せるカメラを購入しました。
次の問題が浮上しました。写真係ということは、子どもたちを写さなければいけません。当たり前ですが、息子のクラスの子ども達全員をまんべんなく写さないといけません。全員となると、男の子も女の子もという事になります。クラスの子の顔が分からない・・・。特に女子の顔が全然わかりません。この学校は各学年2クラスしかないのですが、運動会は4色対抗となります。ということは、1クラスを4色に分けるのです。ただでさえ顔が分からないのに、4色別々に分かれるので、より一層わからなくなります。ましてや体操服のゼッケンを見たらわかりそうなものですが、この学校はゼッケンをつけません・・・。ふーーーー。
こうなれば、顔見知りはもちろんクラス・学年に関わらず体の大きい子はすべて写すことにしました。じゃ、小さい子は?たぶん体の大きい子がいる周辺を撮っておけば、おそらくカバーできるでしょう。とりあえず撮りまくることが肝だと思い撮りまくりました。この戦法は、昔のフィルムカメラなら一枚一枚現像しないといけないし、フィルムを交換しないといけないので、あまり使えなかったかもしれません。しかし今はデジタルカメラなので、メモリカードの容量がある限りたくさんとることが出来ます。そのおかげで、短距離走では学年別なので全選手を撮らないといけないので、連写で気兼ねなく何枚も撮ることができました。
親が子どもの運動会に参加できるのは、小学校が最後かなと思うとちょっとさみしくなり、親子競技や親だけの綱引きには息子より張り切っていました(笑)結果、綱引きは親対抗では優勝!おかげで手の皮がむけてしましまた。ちなみに息子の色別対抗は3位という結果でした。
家に帰ってから写真をテレビに映し、私が見ても分からないので息子と確認しながらの作業になりました。なんとかカバーできたのかな?と思います。いまどきのカメラの性能に助けられました。
( 岡 本 清 臣 )