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税務経営情報 vol.276

~達成感!~

『結構ざわついている中なので、どうかな?』と心の中で心配しながら、同時に『俺たちの音を聴け!』という気持ちを込めて、暗闇の中力いっぱいの第一打を打ちこみました。するとあれだけ騒がしかった皆さんが一瞬何事かとこちらを振り向いてくれました。それを感じての第2打、第3打・・・、『よっし、みんなの心を掴めた!』

その瞬間ステージに明りが付き、部屋の片隅にあるサブステージで待機をしていた私たち6人の姿がはっきり映し出されて、皆さんの視線を感じながら演奏を始められました。最高のスタートをきれたと思いましたが、今度は私たち演者が緊張してか舞い上がってしまい、音がずれてバラバラ。みんなは舞台慣れしていないのもありますし、大宴会場で約320人が一斉にこちらに注目するのですから、緊張するなというのが無理ですよね。特に今回は6月に行われた税理士会とは別の団体で、青年税理士会の50周年記念パーティーでの懇親会の中での出来ことでした。

演奏が始まる前、控室で衣装に着替えていたらなんとなくみんな表情が硬い・・。このメンバーは、青年税理会のなかでも特に仲のいいメンバーで、よくセミナーに行ったり、本を出版したりと事あるごとに一緒に行動してきた気の合う仲間だし、3年前もこのメンバーで和太鼓の演奏したことがあるので、全然心配していませんでした。どちらかと言えば、みんな本番に強いメンバーで私の方が緊張する方でした。予行演習をしていても、てんでバラバラ。そんな状態で舞台袖に集合。待っている間、緊張が最高潮に達してきました。舞台袖といってもホテルのバックヤードと繋がっているので、ホテルの方が食事や飲み物を持っていったり、お皿を下げたりしていました。そういえば、私たちは懇親会や演奏会の準備で何も口にしていませんでした。そしてホテルの方にお願いして、大至急コップ6個にビールを注いて持ってきてくれと頼みました。演奏開始3分前のことです。金屏風の裏で6人が集まってあわただしい中での乾杯をしました。そんな状態で飲むビールでしたが、美味しかったです。それでなんとなくみんなの心が一つになったような気がします。

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本番の曲目の構成は、短い曲ですが祭りに合う曲を全員で演奏してから、メインの曲を1番、間奏、2番と続けて演奏をしました。出だしの祭りの曲では、祭りの楽しい感じを出すはずでしたがテンポは速くなるし、リズムがばらばらになるのでこれは崩壊する恐れがあると思いました。そこで私は叩きながら、修正をしようと「早い、早い!」とみんなに注意を促しました。みんなはさすがでした、緊張していたにもかかわらずその声が聞こえたそうで、演奏前のビールが効いたのかメインの曲の入りにはしっかり揃ってくるではありませんか!メインの曲は、1番は二人のチームを三つに分けて同じメロディーを叩きます。間奏は、三人のチームを二つに分けて叩きます。そして2番は全員そろって同じメロディーを叩く内容にしていました。曲にのってくると川の水が支流から集まってきて、大きな本流になるイメージだったので、上手くいくか不安でしたが、最後には6人の息がぴったり合い叩いていても気持ちが良かったです。一応準備しておいたアンコールの曲も、披露でき満足でした。会場の反応はというと、盛大な拍手を頂き、また会場には子どもも沢山いて、ステージの前にかぶり付くように見ているのや、終わった御年配の方から握手を求められたことを考えると「終わり良ければすべて良し」でしょう。

このメンバーのリーダーということで、司会者の方からインタビューを受けました。その司会者の方というのが、吉本興業の浅越ゴエさんでした!役得役得。

 ( 岡 本 清 臣 )

相続税および贈与税の税制改正のあらまし③

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( 税務署のホームページより抜粋 )