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税務経営情報 vol.325

お盆休み

一般的に「お盆」にはご先祖様や亡くなった人たちがあの世から戻ってきて、その間お世話をし、そして15日はご先祖様を送りだしてお休みが終わり、16日から通常に戻るというのが普通「お盆休み」なのでしょう。しかし京都でいうと「お盆休み」というのは、16日までと言われています。というのは、16日の夜に行われる「五山の送り火」というものがあり、これは葵祭・祇園祭・時代祭とともに京都四大行事の一つで、当日は「大文字」、「松ヶ崎妙法」、「舟形万灯籠」、「左大文字」、「鳥居形松明」と五つの山で炎が燃え上がり、お精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされています。と、お盆休みには大きな意味があるようです。今まではこの休みを利用して、家族で旅行に出かけたりしていたのですが、ここ数年は寂しいなぁ~。

私の事務所でも京都の習わしのとおり、16日まで休みにしていました。通常は13日からなのですが、今年のカレンダーを見ると、11日(土)が山の日で休日の為6日間連続の休みになりました。以前なら早くにカレンダーを確認して、予定を立てていたところなのですが、今年は全くなんの予定もありませんでした。しいて言えば、10日(金)に娘の高校の和太鼓部の後輩たちが、全国大会で長野県に行っていたので、娘は卒業していないにもかかわらず、また娘が見に行けないにもかかわらず、妻と娘の友達の親とで日帰りで見に行ってきました。友達の子どもも用があって行っていませんが(汗)結果は、入賞はできませんでした。
私にとって久しぶりの往復700㎞強のロングドライブでした。本当なら一泊ぐらいしてのんびりしたかったのですが、息子は毎日部活があり、洗濯物や食事の用意があるので、一日空けることができません。どこかに行っても必ず早めに帰らないといけません。そういえば、休みになれば必ずどこかに行っていた知り合いが、子どもが親と一緒に行動しなくなってくる年代になると、「どこにも行けないし、本当に寂しいわ」と言っていたのを思い出しました。

そんな感じでお盆休みが始まったのですが、しなければいけないお墓参りは、さっさと済ませました。お墓参りと言っても私たちのところは二人とも近いので、半日もあれば行けました。思い付きでどこかに行こうとしても、高速道路は渋滞だし、どこにも行けずやることがありませんでした。あまりにも暇を持て余したので、一人でゴルフの打ちっぱなしに行ってきました。いつも行く練習場は、通常2時間打ち放題なのにその時は3時間打ち放題だったので、目一杯打ちこんできました。その夜腰が痛くなるのも当たり前ですね。あとはアウトレットに買い物に行ったぐらいです。ちなみにこの税経情報を私は16日に事務所で書いています・・・。

お盆休みは、ご先祖様を迎えてそして送り出すという休みです。
特に今年の私のお盆休みは、色々な意味での節目を迎えているのかもしれません。子ども達が自分たちで自分のことをできるのであれば、私たち親は親で自分たちのことを考えればいいのですが、まだ面倒を見ないといけないけど一緒には行動できないという大人になる前の時期なのです。親離れをしていく子どもの成長過程なのでしょう。今年は近いうちに子どもを送りだすという準備段階なのでしょうね。もちろん私達親も子離れしていく過程なのかもしれませんが・・・。
一人事務所で寂しさを噛みしめています。
 さぁ、仕事しよ!

( 岡 本 清 臣 )

9月1日は防災の日

一番大切なのは、一人一人が取り組む防災
災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人一人が自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要だと言われています。その中でも基本となるのは「自助」、一人一人が自分の身の安全を守ることです。特に災害が発生したときは、まず、自分が無事であることが最も重要です。「自助」に取り組むためには、まず、災害に備え、自分の家の安全対策をしておくとともに、家の外において地震や津波などに遭遇したときの、身の安全の守り方を知っておくことが必要です。また、身の安全を確保し、生き延びていくためには、水や食料などの備えをしておくことも必要です。
防災対策には、十分とか絶対大丈夫というものはありません。これから紹介する防災対策だけでなく、一人一人が、自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのかを考え、その被害をできるだけ少なくするために必要な対策を講じることが重要です。

家の中の安全対策をしておく
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしたりしました。大地震が発生したときには、「家具は必ず倒れるもの」と考えて、防災対策を講じておく必要があります。
寝室や子ども部屋などには、できるだけ家具を置かないようにし、家具を置く場合はなるべく背の低い家具にし、転倒防止対策をとりましょう。また、家具が倒れてけがをしたり、出入り口をふさいだりしないように、家具の向きや配置を工夫しましょう。
家具は転倒したりしないように、壁に固定するなどの対策をしておきましょう。また、家具のほかにも、窓ガラスやペンダント式の照明、テレビ、電子レンジ・オーブンなど、家の中には凶器になるものがたくさんあります。地震の発生時、それぞれの部屋にどのような危険があるのかを考えて、対策をしておきましょう。
また、手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。懐中電灯は停電による暗闇を歩くときの必需品です。スリッパは割れたガラスなどの破片で足をけがをするのを防ぎます。ホイッスルは建物や家具の下敷きになった場合に救助を求めるためのもので、少しの息でもホイッスル音が出るので、救助する際の生息の目安になります。

ライフラインの停止や避難に備えておく
大災害が発生したときには、電気やガス、水道、通信などのライフラインが止まってしまう可能性があります。ライフラインが止まっても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大事です。また、自宅が被災したときは、安全な場所に避難し、そこで避難生活を送ることになります。避難所生活に必要なもの(非常用持ち出し品)をリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるように備えておきましょう。

安否情報の確認方法を家族で決めておく
家族がそれぞれ別々の場所にいるときに、災害が発生したときには、お互いの安否を確認できるように、日頃から安否確認の方法や集合場所などを家族で話し合っておきましょう。
家族みんなが携帯電話を持っている場合でも、災害時は回線がつながりにくくなるため、連絡がとれない場合があります。安否確認には、「災害用伝言ダイヤル(171)」、携帯電話のインターネットサービスを利用した「災害用伝言板」などのサービスを利用しましょう。