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税務経営情報 Vol.227

~神社との関わり~

 この5月に羽束師神社の春のお祭りがありました。今年で4回目なのですが、私たちチームとしては3回目の出演でした。ただし、今回は今までと違って、朝の奉納太鼓(御神輿が出発する前)は、地元羽束師の地域の方々が演奏をされました。というのは、昨年から立ち上げた地域密着のチームがあるからです。私はその立上にかかわってきているので、誰よりも思い入れは強いのですが、こと太鼓の演奏に関して私たちのチームの出番が少なくなったのでちょっと寂しいというか、物足りないというか・・・という感じがありました。
 羽束師のチームは、大人子供併せて総勢40名ぐらいのチームです。毎月2回神社の境内で練習をするのですが、結構天気に左右されます。また夏の時期になると蚊の大群と闘いながら、太鼓を叩いています。前回の出演の時から比べると、じっくり1年間練習してきたこともあり、レベルがものすごく上がっていました。特に子供たちのレベルが格段に上がっており、というのは個別で上手な子はより上手にという子供だけの教室を開いていたので、やる気のある子には良い環境だったのかなと思います。その子供の勢いに、大人がつられて(負けん気でかな?)いたので、全体のレベルアップにつながっていると思います。
 また練習が終わると、大人も子供も関係なくみんなで神社のお掃除をします。神社だけに落ち葉がいつもいつも雪のように降り積もっており、毎日毎日掃除をしても次の日にはまた積もっています。その同じようなことを繰り返す神社境内には、なんとなく過去と未来を結んでいる神秘的な空間を感じ、時間の流れがゆっくりと流れているように感じます。過去に行われた祭りはどのようなものであったのか想像してみるとなんとなく楽しくなります。その空間と交わりながら、子供達は大人と混じり地域のことや人との繋がりのことを知らず知らず学んでいるように思います。こういう人や空間との絆は、現代の私たちに欠けているものなのかもしれないので、私にとって特に思いいれが強いのかもしれません。そんなチームがこの神社にあるので、これからも続けていってほしいと思いました。ただ神社に和太鼓がないので、これをなんとかしないといけませんが。
 そして御神輿は神社をでて地域を巡行して、昼の休憩の広場まで行きます。そこでみんなは昼食休憩をとり、昼からの巡行前にもう一度御払いがあり、その次にやっと私たちの出番がありました。今回は私たちのチームにも子供がいるので、いろいろ体験をさせたいという思いから、子供と大人の混合チーム(子供だけじゃないところが味噌です)で、二曲演奏させていただきました。天気も良く、祭にもってこいの日だったので、本当に気持ち良く演奏することができました(まぁ、少々のアルコールも入っていましたが・・)。
 そのあと御神輿の巡行について回りました。私の子供がついて回りたいと言ったので神輿の前に先導する太鼓のトラックと一緒にまわりました。距離は10キロぐらいらしいのですが、歩くとなると結構大変でした。ただ歩くだけでも大変なのに御神輿を担ぐとなるともっと大変なのでしょうね。
 ところどころに御神輿を迎い入れるところがあり、そこで休憩するのですが必ずそこでは少々のアルコールをいただくという楽しみがあるためなんとか歩くことができました。私の子供はというと私のアルコールと一緒で、ジュースやら御菓子とか目当てでした(親と一緒ですわ)。しかし本当の狙いは一緒で、子供達も私も神社に戻る前の最後の休憩所ででてくる「コロッケ」でした。そこに着いた途端、持っていたバチをコロッケに持ち替えてニコニコしながら食べていました。私はというと、一応御神輿を担いでいる方が食べ終わるのを待ってからいただきましたが・・・。このように子供たちにも、いろいろなところでいろいろな人とかかわりあって沢山の絆を築いていってほしいと思います。    

(岡 本 清 臣)

~裁判員制度~

Ⅲ 裁判員が参加する裁判・評議の具体的イメージ編

◆冒頭手続き~事件の争点が明らかになるまで~
図1

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図3

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図5

《「裁判員制度ナビゲーション」より抜粋 》