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税務経営情報 vol.398

スマホをなくしただけなのに・・・

千葉に住んでいる姉が3連休を利用して実家に来ていたので、母と姉と妻と私の四人で神社巡りをしました。京都市を碁盤の目と考えると、南西の方向、伏見区にある羽束師坐高御産日神社に最初に行ってみました。ここは生前父が神事の際にご奉仕させていただいていた神社で、毎年春祭りで私の太鼓チームが境内で演奏させていただいている所ということもあり、姉が一度行ってみたいと言っていたので、みんなでお参りをさせていただきました。そのあと月命日だったこともあり、父のお墓のある北区、北西の方角にある西方寺にお墓参りに。そのあとは、龍年の今年は水にまつわる神社がパワースポットだということで、さらに北にある貴船神社にお参りしようということになりました。時間は11時前でしたが、貴船川に沿って川床で涼みながら食事をされる観光客も多いので、行きかうのも大変な狭い道は人も車も多く、ひどい渋滞にかかってしまいました。結局貴船神社の駐車場は満車で車を停めることもできず、かといって通り過ぎてきた道があまりにひどい渋滞だったので戻るのもなあ、ということになり、ナビを見るととりあえず道は続いている、ということでそのまま川に沿って北上していきました。するとさらに道幅が狭くなり、車が行きかうことができない林道でÙターンもできず、石はごろごろ落ちているし、山肌に材木も倒れている中、冷や汗をかきながら何とか通り抜けました。一時間以上走ったでしょうか、ようやく出てきた看板には左に行けば、亀岡市とありました。方角からすると、西のずっと北になります。大分遠回りをして山を抜けてきました。結構きつかったです。

とりあえずお腹がすいていたので、京北町の道の駅で食べるものを買い、車の中で食べ亀岡市の出雲大神宮でお参りをして、最後は琉璃渓温泉に向かいゆっくり温泉に入りました。みんなほっこりして車に戻って、さぁ夜はどこで美味しいご飯を食べようか、と話をしている時に、急に姉が「スマホがない・・・」と。

最後にスマホを使ったのはどこだと聞いたら、最初に行った羽束師坐高御産日神社を出た車の中で、ラインの通知が何回も鳴るのがうるさい、と着信音を切ったのが最後だと。それっきり一度もスマホを見ていないようなのです。音はならないにしても、バイブは切ってないから、と電話をかけて耳をすましても何も振動音がしません。スマホにはカード決済機能があるので、もし悪い人の手に渡っていたら悪用される可能性があります。とりあえず温泉施設に戻り、脱衣場のロッカーを確認し、受付に問い合わせましたが、ありません。スマホをどこで落としたわからない場合、GPS機能があるので、どうにかして探す方法があるだろうとスマホで検索してみましたが、機械に疎い4人とも書いてある意味がわからないので、ドコモに連絡をしてみると、電源が入っていないのでGPSで探せない、と。仕方ないので、とりあえず回線・決済サービスを停止してもらいました。GPSが使えないとなれば、結局元来た道を戻り、自力で探すしかありません。すでに7時であたりは真っ黒になっていましたが、車から降りた所を順番に戻るべく、まず出雲大神宮の駐車場と参道を探し、宮司さんに事情を説明して、もしみつかった場合の連絡先を伝えました。京北町の道の駅はあまりに遠いので、電話で落とし物がないことを確認し、父のお墓へ。真っ暗な駐車場を探し、お寺さんにも声をかけさせていただいて、落とし物があればお願いします、とお伝えし、警察署へ遺失物届を出しに行きました。署内で届出を書いていると、車に残っていた母が「あった!」と大きな声で叫ぶのが聞こえました。なぜか車の後部座席の下の、マットの下に入り込んでいたようなのです。警察の方も、喜んでくれて無事解決しました。でもバイブレーションにしていたのになぜ振動しなかったのかと思ったら、なんのことはない、音だけでなく、バイブも全部切っていたため、何度鳴らしてもまったく反応しなかったのです。さらに運悪く、姉は前日充電するのを忘れていたので、電源が切れてしまい、GPSで探せなかったのです。

スマホを探している間、姉は母にさんざん嫌味を言われ続け、どんな連絡がくるかわからないのに音を切るな等、子供のようにスマホの扱い方まで指導され、何も反論できない状態が続いていました。ちょっとスマホを落としただけなのに…。結局見つかった時点でもう9時を回っていたため、夜ご飯は近所のくら寿司で、姉に御馳走になりました。たくさんある岡本家の笑い話に、またひとつ、おもしろエピソードが増えました。

(岡 本 清 臣)

健康保険証が2024年12月2日に廃止されます(その1)

経過措置について

廃止後も発行済みの健康保険証は1年間有効

・従来の健康保険証は令和6年(2024年)12月2日に廃止されますが、現在お持ちの健康保険証は、退職等で資格喪失にならない限り、令和7年(2025年)12月1日まで使用できます。

POINT

◆令和7年(2025年)12月1日までに退職等で使用できなくなった保険証は、資格喪失届等とともに日本年金機構へ返納(後日の場合は、協会けんぽへ返納)してください。

◆令和7年(2025年)12月2日以降については保険証の自己破棄も可能です。

「資格情報のお知らせ」の送付について

●健康保険証廃止に伴い、加入者資格を簡易に把握して、円滑な健康保険の手続き等を可能にするため、現在の自身の資格情報(記号・番号等)が記載された「資格情報のお知らせ」を発行します。※資格確認書とは異なるものです。

●令和6年9月頃に、現存するすべての加入者の方の資格情報のお知らせ(個人ごとの封筒)を事業所様宛に送付しますので、被保険者様への配付にご協力ください。

※令和6年5月中旬以降に加入された方は、令和7年1月頃に、令和6年12月2日以降の新規加入者はその都度発行。

資格情報のお知らせは

カードリーダーが使えない医療機関を受診する際にもご利用いただけます

カードリーダーがない医療機関等や故障中など、カードリーダーが使えない場合、マイナンバーカードで本人確認をした上で資格情報を伝えることで、保険診療を受けることができます。

●資格情報は「資格情報のお知らせ」やマイナポータルの「わたしの情報」/「医療保険の資格情報」を提示することで伝えることができます。

●「資格情報のお知らせ」は、退職等の際に会社へ返納いただく必要はありません。

(全国健康保険協会 一部抜粋)

10月より最低賃金が全国で改定されます。都道府県別一覧(一部)

   京都府 1,008円 ⇒ 1,058円(R6年10月1日より)

   大阪府 1,064円 ⇒ 1,114円(R6年10月1日より)

   滋賀県  967円 ⇒ 1,017円(R6年10月1日より)

(厚生労働省公式HP一部抜粋)