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税務経営情報 vol.409

万博効果!

7月に万博出演を終え、今年一番のイベントが終了してまずはほっとしていました。満足して終わったかと問われると、完成度80%位でした。運営の段取りはどうだったかといえば、やはり太鼓の搬入搬出をもっとスムーズにできたのではないか、とちょっと後悔があります。そのせいか終わって一週間ぐらいは搬入搬出の段取りの夢でうなされていましたから(笑)、思った以上にストレスが掛かっていたのでしょうね。それを跳ねのけるために、太鼓の京都府支部に所属しているチームの方々に、一度全体の飲み会をしませんかとお誘いしました。自分のチームで飲み会をするのはよくありましたが、他チームとの交流はあまりありませんでした。しかし、万博のおかけで交流が進んだので、呼びかけに応じて沢山の方々が参加してくれました。そうなると宴会ではみんなワイワイと盛り上がり、一次会だけでは済まず、二次会にまで突入して大変盛り上がりました。そのあと電車に乗ってしまって、またまたえらいことになってしまったのは後の祭りです。

 その宴会の席で、園部のチームの方が、地元の夏祭りで万博の曲を披露するので皆さんも参加しませんか、とお誘いくださいました。私個人としては万博での演奏は不完全燃焼だったので、リベンジをするにはもってこいとなり、よし、みんなで出ようと盛り上がりました。しかしその日から本番まで一週間しかありません。まずその日は、ぐでんぐでんに酔っぱらっていましたし、次の日も二日酔いを引きずって何もできず…。かといって平日には、みんなと演奏を合わすこともできないので、自主練習を復活させ、また車に乗っている間や、バイクに乗って信号待ちをしている間に練習をしていました。しかし、もともと100%でないものが、期間が空き急に元以上になることはあり得ません。そんな状態でしたが町の夏祭りに参加させていただきました。

 自分たちのチームのみで、地元のお祭りやイベントに参加することはよくあるのですが、他のチームの地元に呼ばれてチームごとに叩くことはあっても、みんなで一緒に同じ曲を叩くということが私の中では珍しいことで、これも万博効果かなと思っていました。叩くときに心の余裕があって、周りの方と目を合わせながら楽しく叩けたらいいのですが、この万博の曲はそうはいかず、とりあえず間違わずに叩くことに重きを置いてそんな余裕がありませんでした。また本番で叩いたスピードと各チームでアレンジした後のスピードが全然違い、改めて一緒に叩くのは難しいなぁと実感しました。やっぱり本番と同様、リハ1回目は、途中で曲が止まるわ、揃わないわで、てんでバラバラでした。そんな状態で迎えた本場。しっかりメインとなる方がリードをしてくれて、何とかお祭りのオープニングを飾ることができました。

内容的には、全然大したことがないのに、心優しい観衆の方々は拍手を沢山してくださいました。来年も呼ばれたら、今度こそちゃんと演奏できるようにと心に刻みました。結局リベンジできずに、より一層落ち込んでいるところ、そこの町民新聞に先日の太鼓演奏の記事が掲載されていたとのこと。記事の半面に、演奏の写真が載っていたのですが、私が一番前で叩いているかのように写っている角度の写真で、恥ずかしいやら申し訳ない気持ちでいっぱいでした。よく見ると写真の顔もかなり迷っている顔でした(笑)

(岡 本 清 臣)

令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について

~ 目安はAランク63円、Bランク63円、Cランク64円~

【答申のポイント】
ランクごとの目安

各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク 63円、Bランク 63円、Cランク 64円

注.都道府県の経済実態に応じ、全都道府県をABCの3ランクに分けて、引上げ額の目安を提示している。現在、Aランクで6都府県、Bランクで 28 道府県、Cランクで 13 県となっている。

令和7年8月4日に開催された第 71 回中央最低賃金審議会(会長:藤村博之 独立行政法人労働政策研究・研修機構理事長)で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられましたので、公表いたします

(参考)各都道府県に適用される目安のランク

ランク 都道府県 金額
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 63円
北海道、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、富山、 石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口、徳島、 香川、愛媛、福岡 63円
青森、岩手、秋田、山形、鳥取、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 64円

※ランクごとの加重平均は、Aランク5.6%、Bランク6.3%、Cランク6.7%

この答申は、今年の7月11日に開催された第70回中央最低賃金審議会で、厚生労働大臣から今年度の目安についての諮問を受け、同日に「中央最低賃金審議会目安に関する小委員会」を設置し、7回にわたる審議を重ねて取りまとめた「目安に関する公益委員見解」等を、地方最低賃金審議会にお示しするものです。

今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。

仮に目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合の全国加重平均は1,118円となります。この場合、全国加重平均の上昇額は 63 円(昨年度は 51 円)となり、昭和 53 年度に目安制度が始まって以降で最高額となります。また、引上げ率に換算すると 6.0%(昨年度は 5.1%)となります。

別 添 令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について(答申)
別紙1 令和7年度地域別最低賃金額改定の目安に関する公益委員見解・参考資料
別紙2 中央最低賃金審議会目安に関する小委員会報告

参考1 最低賃金制度と地域別最低賃金額の改定に係る目安制度の概要
参考2 目安審議及び地域別最低賃金審議の流れ
参考3 地域別最低賃金の全国加重平均と引上げ率の推移
参考4 令和6年度地域別最低賃金額

令和6年度地域別最低賃金額改定状況(一部)

ランク 都道府県名 最低賃金時間額(単位:円) 発効年月日
大  阪 1,114 令 和 6 年 10 月 1 日
京  都 1,058 令 和 6 年 10 月 1 日
滋  賀 1,017 令 和 6 年 10 月 1 日

参考5 中央最低賃金審議会委員名簿
参考6 目安に関する小委員会委員名簿