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税務経営情報 Vol.246

平成24年の新春を迎え、心よりお慶び申し上げます!!
本年もよろしくお願いいたします。

 平成23年は、東日本大震災と原発事故。円高とギリシャなどEU諸国の財政危機。日本国内では、民主党政権も何か物足りなく、日本全体が自信を失っている様に思えてならない1年でした。
 特に原発事故では、世界に誇る技術力・経済力・精神力からして直に治まると世界は注目と期待(原発は安全である)していたのが、原発を造った大企業、運営している東京電力そして監視している公務員・政治家のていたらくにはあきれます。
 TVドラマではありますが「坂の上の雲」の日本人は、今からたかだか100年前の同じ日本人には見えません。
 今こそそれぞれの指導者は自分の信念をもってこの日本を引っ張っていかなければならないと思う1人です。
 新しい年も皆々様のご多幸とご繁栄をスタッフ一同心からお祈りいたします。

【ス タ ッ フ 一 同】

~♪♪ 紅白出場!♪♪~

今回私は、なんと紅白歌合戦に出場することができました。というのはある演歌歌手が、今年「人生夢太鼓」という新曲(冠次郎さんのではありませんよ)を紅白歌合戦で歌うので、バックで太鼓をたたいてくれませんかという依頼があったからです。とうとう来た、メディアデビューですよ!それも年末の大晦日に視聴率の高いあの「NHK紅白歌合戦」か、と思わず大舞台で叩いている自分の晴れ姿を想像してしまいました。同じ紅白歌合戦でも、超地元・地域密着の「KBS京都」での出演でした。まさかの「紅白歌合戦」繋がりで、またKBS京都でそういう番組があることすら知らなかったのですから。ちなみに今年で「第3回目」だそうです。みなさん、ご存知でした?
 とはいっても、メディアには変わりがありません。違うのは、NHKは12月31日に生放送されるのに対して、KBS京都は事前に収録して12月30日に放送されるところです。その収録が11月末に行われ、私たちはその前日のリハーサルからしっかり参加させていただきました。
図1
 KBS京都ホールで行われたのですが、私は初めて入ったのですが、印象的だったのは一番奥の壁一面に色とりどりのステンドグラスがあることです。その前に舞台を設定して、リハーサルが行われていました。リハーサルは実際に司会者の進行で、まず全体の流れを各出演者・照明係・音響係等々が把握して、次に出演者が曲を歌いながら、立ち位置・カメラ位置を確認しながら順番に進めていきます。この日は、出演者の方々も普通の恰好で好き勝手なことをいったり、台詞を間違えたりとざっくばらんで和気あいあいの雰囲気でした。紅白歌合戦なので、男性は「白組」で10人、女性は「赤組」で10人にわかれて競い合うのは同じで、私たちは「赤組」で、赤組の大取りの一つ前、9番目でした。私たちの番になって、まず太鼓の置く位置を決め、歌手の「浜崎千恵子」さんも叩かれるのでその位置、打っている時の顔が見える様にセッティングをしました。
 図2和気あいあいの雰囲気ではありましたが、各出演者は自分の立ち位置、カメラの映り具合を真剣に打ちあわせをしているのを見て、「プロ魂」を感じました。というのは、出演者男女合わせて20人ですが、失礼ながら私は一人も知りませんでした。彼らはただ単に趣味でやっているのとはわけが違い、いつかはもっと大舞台に立ち、もっと有名人になって売れたいと、年齢に関係なく「夢」を持ち続けている方々ばかりでした。
その証拠に本番前になれば、場慣れをしているにもかかわらずそれぞれ緊張されて、それぞれの緊張のほぐし方で順番を待っておられました。私は、出演者の方々と一緒に舞台袖にずっといたのでそれらを見ることができました。
私も自分のことで緊張をしていましたが、次第に「浜崎千恵子さん」のことで緊張し始めてきました。なぜなら出演者にとれば、なんぼプロと言っても歌手の人口が多い中競争が激しいのは当たり前だし、次があるかは分からない世界だということが、リハーサルと本番を通して実感できたからです。みんな生きるために必死なんだなと改めて感じ、違う意味で一体感を感じ今回参加させていただいて良かったと思いました。
本番の演奏では、自分達のできることを一生懸命してしっかり「赤組」を盛り上げました。ただ「歌」が中心なので、前奏と間奏のそれぞれ約15秒ほどしか太鼓を叩けなかったのでちょっと物足りなさがありました。
私は演奏中、観客席を見ると知り合いの方が応援して下さっているのを確認することができました。以前なら緊張をしてそれどころではなかったのですが、少し場慣れをして余裕が出てきたのかな。しかし、演奏が終わって司会者の方とお話をした時は相変わらず緊張していました…。
 どちらが勝ったか、もしよかったら12月30日(金)20時から21時30分の間で、KBS京都テレビで放送されると思うので、年末のお忙しい中かとは思いますが、見ていただけたら幸いです。
 2011年は東日本大震災や台風による洪水がありと大変な一年でしたが、来年に向けてこの一年で学んだことを糧に、また皆さまと一緒に頑張っていきたいと思います。来年もよろしくお願いします。   
(岡 本 清 臣)