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税務経営情報 vol.287

~大人に近づいたなぁ~

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今年も恒例の春のお祭りがありました。♪「ほいっとほいっと、ほいっとほいっと、よ~~お、シャンシャンシャン、シャンシャンシャン、お疲れ様~」の掛け声で、巡行地の休憩所で神輿を下ろして休憩します。

私たちも、神輿の先導として軽トラックに乗って和太鼓を叩いているのをやめて休憩に入ります。

神輿を担いでいる方と私たちでは疲れ度合が全然違うので、飲み物やおつまみは先に譲ります。そのあとで頂くことにしています。そこは大人の態度です。そこで頂く飲み物が美味しいこと!飲み物と言っても、大人の飲み物ですが(笑)

今回も先導する軽トラックに乗って和太鼓を叩くのですが、特に決まったリズムがあるわけでもないのですが、「神輿がもうすぐきますよ~」という合図 を地域の方々に送ります。すると玄関から出てこられて、神輿を待つ方、窓から覗かれる方と色々な方がおられます。そういうのを見ると祭りって地域の方々を繋ぐ役目があるのだと感じます。特に毎年やっていると、出てこられる方の家が分かるようになってきましたから。

出てこられる方で多い年代は、もちろん年配 の方が多いのですが、あと子どもが小さい家族の方が多いですね。たぶん働き盛りの家族は、神輿を担いているか神社でお手伝いの方が多いからでしょう。小中学生の子どもは、神社の境内にある出店で楽しんでいるのでしょうから。

今年は久しぶりに、父娘で参加させていただきました。今までずっと 参加していた息子は、学校のクラブの行事があり参加できなくなりました。大きくなるとなかなか参加できなくなり、今年は寂しく一人で参加かなと思っていた 矢先、ダメもとで娘に参加しないかと尋ねると、二つ返事で了承してくれました。

中学生の時だったら嫌がっていたのに、高校生になると少し大人になったのでしょうね。ちょっとうれしかったな!それも一番朝寝坊の娘が、朝一の先導から昼の演奏までいいよと。昼からは、自分の太鼓の練習があるのでそれまでの時間 でしたが・・・。

先導のトラックの中では、太鼓の表裏を父娘で仲良く(かどうか別にして)叩きました。私があるリズムを叩くと、何も言わずにちゃんと合わせてくれました。和太鼓を通じて、父娘の会話を楽しみました。逆に娘があるリズムを叩くと、邪魔してしまうことがありましたが!それも愛嬌ですね。こちらは祭りと酒でテンションがあがってしまっていたので、決してどちらの技術が上かは関係ないですよ。

そして私たちのメインの昼の演奏。演奏をするのは、今私がかかわっている山科区の小学生の子ども達です。その中に娘が飛び入り参加させていただきました。
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和太鼓はチームワークで叩くものなのですが、今回急に参加した娘は、昼ご飯をその子ども達と一緒に食べてコミュニケーションを図っていたことに感心しました。

今までだったら人見知りでたぶん私と昼ご飯を食べていたとおもうのですが、また少し大人になったなぁと感じました。

結局私は一人でビール瓶を片手にご飯を食べる羽目になりました。

演奏は来る道中に曲の構成を教えておいたのですが、ぶっつけ本番でした。今回はみんなで演奏するところと、ソロを織り交ぜました。ソロでは5人目の 最後に、娘に叩いてもらいました。

和太鼓を二つ並べて、かっこよく叩いているようでした(座っている私の背中の方で叩いていたので見えませんでした・・残念)しかしある程度知っている曲とはいえ、いろいろアレンジをしているので大丈夫かなぁと心配しましたが、全然大丈夫でした。さすが和太鼓好きで女子高校生でした。演奏の腕もちょっと大人になっていました・・・。

( 岡 本 清 臣 )